ジャパンケーブルキャスト株式会社

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えんてれ導入事例 ケーブルテレビ株式会社様
CASE STUDY 導入事例

えんてれ導入事例 ケーブルテレビ株式会社様

えんてれ活用でコミチャン編成を効率化、お客様のご要望にお応えするチャンネルへ

導入背景
多数のコミチャン運営の中で、お客様のご要望に対応できるチャンネルを検討していた
導入効果
コミチャン空き時間の編成が考えやすくなり、運用が楽になった
JCC自主制作番組に視聴者から多くの反響があった

ケーブルテレビ株式会社(以下「同社」)は、栃木県栃木市の本社を中心に、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県の北関東4県6市7町を放送エリアとし、ケーブルテレビをメインに、インターネットや固定電話等の通信事業、スマートフォン販売、電力販売等、多彩なサービスを展開している。特にケーブルテレビサービスにおいては、それぞれの地域ごとに独自のコミュニティチャンネル(以下「コミチャン」)を運営し、番組を制作するなど、地域密着の情報提供に力を入れている。運営するコミチャン数は、全15チャンネルに及ぶという。

導入背景

多数のコミチャン運営の中で、お客様の要望に応えられるチャンネルを検討

多数のコミチャンを運営している同社だが、チャンネル数が多い故の課題もあるという。今泉氏は「なかなか多くの番組は作れず、『再放送が多い』とお客様からご意見をいただくこともあった」という。そのような中で、ジャパンケーブルキャスト(以下「JCC」)から『えんてれ』の提案を受け、2017年に採用に至ったようだ。

編成の自由度や、全国各地の番組をチャンネル丸ごと採用できる点が導入の決め手に

コンテンツ部 地域プロモーション課 課長 今泉 勉 様
コンテンツ部 地域プロモーション課 課長 今泉 勉 様

えんてれの特長として、全国各地のケーブルテレビ局が制作した地域色豊かな番組や、全国で開催されるお祭り、イベントの生中継、自主制作番組等、多彩なラインナップがある。また、JCCが提供するCS多チャンネル配信プラットフォーム『JC-HITS』を利用する場合はSTB経由での放送、利用していない場合も、サイマル放送により、地上波コミチャンでの放送(以下「コミチャン転用」)が可能である。

えんてれについて、今泉氏は「コミチャン転用できるのはJCCから提案を受けるまで知らなかった。弊社のコミチャン編成に合わせて自由に編成できることや、全国各地の特色ある番組が一日中編成されていることに魅力を感じた。また、チャンネル丸ごと採用できる番組はあまりなく、サプライヤーからの個々の番組購入と比較しても安価だと考え、採用に至った」と続けた。


導入効果

コミチャン編成が考えやすくなり、運用負荷が軽減

同社は、コミチャン転用を活用し、コミチャンのメイン編成の空き時間でえんてれを活用している。えんてれを導入したことで、空き時間の編成が考えやすくなり、運用が楽になったそうだ。「弊社と同様、全国のケーブルテレビ局も、番組の編成やコンテンツの調達、運用等にとても苦労されているかと思う。編成の効率化や視聴者からのご要望にお応えするのに、えんてれはとても有効的だと思う」と今泉氏はいった。

JCC自主制作番組に対し、視聴者から多くの反響も

番組については、特にJCCの自主制作番組『ケーブルテレビ熱血教室』に対し、視聴者から多くのご意見をいただいているようだ。「本番組は昔から根強い人気があり、次回の放送時間の確認や再放送のご要望を多くいただく。数学だけでなく他の教科も見てみたいとのご要望もたくさんいただいている」と今泉氏はいう。また、その他番組については、「『みさお体操 with JCC GIRLS』も、毎朝見ているというご感想をいただく。その他、全国のお店や観光地を紹介する番組を見て、『ぜひ行ってみたい』、『再放送はいつあるのか』というご意見をいただくこともある」と続けた。

【えんてれで放送される番組例】

すゑひろがりずのあっぱれふるさと珍道中
笑福亭べ瓶のイドバタッ!
KART on TV
みさお体操 with JCC GIRLS
東京WORLD ぐるぐるぐるめ

今後の展望

JC-dataのデータを活用し、より視聴者に求められるコンテンツを提供

同社は2022年から、JCCが提供するコミチャン向けデータ放送サービス『JC-data』を導入している。JC-dataの活用について、今泉氏は「JC-dataで取得できる視聴数等のデータを活用し、番組放送やデータ放送コンテンツを検討していきたい」という。

第2コミチャンでえんてれを活用することで、広域的な番組を充実

また、同社は2024年4月から、第2コミチャンで近隣や全国の番組を放送する専門チャンネル「ふるさと"つなぐ"チャンネル」を立ち上げ、えんてれを活用している。今泉氏は「視聴者からは地元の情報を望む声と、広域的な情報を望む声の両極のご意見がある。えんてれは全国各地の有名なお祭りや花火大会が地元にいながら長尺で視聴できるのも魅力の一つかと思う。今後第2コミチャンでえんてれを活用し、広域的な番組を充実させたい」といった。

最後に、JCCに期待することについて、今泉氏は「さらなる生中継の充実をお願いしたい。お祭りや花火大会等の生中継はお客様からの反響も大きく、見ていて楽しめるコンテンツかと思う。その他、広域的な旅番組等、その地域を知り、人の流れを作れるような良いコンテンツを、引き続き作っていただきたい」といった。


関連動画

地デジコミュニティチャンネル転用サービス 多摩ケーブルネットワーク株式会社様/ケーブルテレビ株式会社様


INTERVIEW
コンテンツ部 地域プロモーション課 課長 今泉 勉 様
PROFILE
ケーブルテレビ株式会社
〒328-0024 栃木県栃木市樋ノ口町43-5

※2024年6月時点の情報です。